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子宮筋腫の手術後の再発リスクと子宮全摘の可能性

手術後のケア この記事は約 5 分で読めます。
手術後子宮筋腫再発

子宮筋腫の治療法として最も一般的なのは手術による治療法です。

手術の方法はお腹を大きく切り裂いて行う開腹手術と、お腹を切らずに4か所の小さな穴を開けて治療する腹腔鏡手術、膣の方から直接内視鏡のついたメスを入れる子宮鏡下手術とに分かれます。

いずれの手術によって子宮筋腫を治療するかは女性の状態や妊娠・出産の希望の有無等によって異なりますが、全摘術ではなく子宮を残す筋腫核手術をした場合に女性が必ず考えなければいけないのは“子宮筋腫の再発”のリスクです。

手術後も高確率で再発する子宮筋腫

子宮をごそっと取り除いてしまう「子宮全摘術」で筋腫の治療を行わない限り、筋腫核手術後数年もすれば多くの女性は子宮筋腫が再発するリスクにさらされます。

もちろん筋腫が再発しない女性もいるでしょうけど、子宮筋腫の数が1つや2つではなく3つ以上の複数個できていて、それを筋腫核手術で取り除いたという女性はかなりの高確率で手術後数年後に子宮筋腫が再発するリスクを秘めています。

ですから筋腫核手術の場合は、一世一代の決心をして思い切って子宮筋腫の手術をしたにも関わらず、どうしても筋腫核手術後に再発してしまうというリスクは絶対にゼロにはできないのです。

子宮筋腫再発のリスクを一切抱えたくないのであれば、筋腫の芽を根本から取り除いてしまう「子宮全摘術」を選択するしかありませんが、ただやはり多くの女性は子宮は残したいという思いで筋腫核手術の方を選択する傾向にあります。

再発した際は、また筋腫核手術をすれば良いの?

手術後数年が経って、また女性ホルモンの影響を受けて子宮筋腫が育ってしまって手術の必要性が出てきた時には、「一度手術をしたのにまた手術をしないといけないの・・・?」と思い、気が滅入ってしまう女性も多いでしょう。

もしかしたら再び数日間入院して手術をする事自体にそこまで抵抗がない女性もいるかもしれませんし、そのような女性は「最悪筋腫がまたできても、2回目の筋腫核手術をして筋腫を取ってしまえばいいじゃないの?」と安易に思うかもしれません。

もちろん筋腫を手術で治療するわけなのですが、ただし1つの条件がついてしまうのです。

その条件とは、手術後数年して子宮筋腫が再発して手術の必要性が再度出た時には、次回は「子宮全摘術」を選択するしか選択肢がなくなってしまうという事です。つまり、いくらあなたが若かろうと子宮を摘出しなければならなくなるのです。

担当する医師によっては最悪2回目の手術までは筋腫核手術で対応する医師もいるでしょうが、やはり多くの医師は女性の安全を考慮して子宮全摘術を選択する傾向にあります。

筋腫の芽だけを取り除く治療法ではなく、子宮まるごと取り除いてしまう「子宮全摘術」を選択しなければならない理由は“癒着”という問題と大きく関係してきます。

手術後の癒着問題

子宮筋腫の手術をする時、開腹手術にしろ他の腹腔鏡手術などにしろ、大なり小なり女性の皮膚に傷をつけて縫い合わせる事になります。

手術後数日もすれば自然と傷口は塞がってくるのですが、ここで注意しないといけない事が皮膚の癒着問題が高確率で発生してくるのです。

Wikipediaでは癒着に関して下記のように説明されています。

癒着(ゆちゃく)とは炎症により、本来離れているべき組織同士が臓器・組織面がくっついてしまうこと。

手術によって傷ついた正常な組織同士を縫合すると、その組織はくっついて自然に治癒(創傷治癒)する。しかし、治癒の過程で本来は離れている組織同士がくっつくことがあり、一般にはこれを「術後癒着」と呼ぶ。

開腹手術では、臨床的に問題とされない癒着を含めると90%以上の確率で癒着を生じるとされており、癒着防止目的にさまざまな対策が行われている。

出典:Wikipedia

筋腫核手術が1回だけならまだ癒着を心配する必要性はそこまでないのですが、2回目3回目となると筋腫の芽を核出した傷の部分に癒着がおきる可能性がぐんと高まり、お腹を大きく切る開腹手術の方でより癒着は起きやすくなっています。

癒着が起きると卵管や卵巣だけではなく、小腸や大腸にまで癒着が及んでしまう可能性もあり、そうなると生命の危険にもさらされかねません。

核を摘出した傷口からどうしても癒着が起きやすくなってしまいますので、ただでさえ1回の筋腫核手術ですらなんらかの癒着が50~70%の確率で起きる事を考えれば、その危険性に2回も3回もさらす事は医師としても避けないといけないという事なのです。

まとめ

子宮筋腫核手術を選択した以上、やはりデメリットとしては筋腫再発のリスクはつきまといます。

ただやはり「子宮は残したい!」と考える女性が多いのは当然ですので、女性1人1人が手術後のケアで日頃から注意できる事は、子宮筋腫が再発しないような生活を心がける事でしょう。

1日1日のちょっとした心がけ次第で数年後の筋腫再発の有無は違ってきますから、手術をして子宮筋腫を治療したと思って安心しきるのではなくて、人生の中で子宮筋腫と長く付き合っていくという意識を持って生活していくようにしたいものですね。

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子宮筋腫の再発予防にお役立ちできれば幸いです。

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